法令違反事例・注意喚起
CASE
02
携帯電話不正利用防止法違反事案
お客さまの同意のない回線契約と端末転売による不正利得
- 1事案の発生
- キャリアショップ店頭において、従業員が機種変更で来店したお客さまに無断で計3回線の新規契約をおこない、個人的な利得を不正に得るために、端末を転売していました。
- 2事案の概要
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- お客さまが機種変更のため来店した際、担当従業員がお客さまに隠れ、新規回線契約をおこなった。
- 当該従業員は他人のIDを利用して、自社の売上管理システムにおいて売上処理においても本行為を隠蔽しており、不正契約により取得した端末は転売されていた。
- お客さまより身に覚えのない通信料の請求があると店舗に問い合わせがあり、本事案が発覚した。
- 3法違反が
行われた背景 -
- 実行者は代理店の正社員であり、私的な資金需要を満たすため、不正契約をおこなった。
- 繁忙時間帯を利用して他の従業員に隠れて不正契約を実施し、売上管理システムにおいて他者のIDを不正利用することで行為の隠蔽を図った。
- 端末代金を本人が負担していたことやシステム上で不正を隠蔽していたことから、お客さまからの申告があるまで発覚しにくい状況となっていた。
- 4法違反の処分
- 本人確認義務違反が認められた販売代理店に対して是正命令を発出するとともに、当該代理店の監督責任を有する一次代理店に対しても監督体制の徹底を指導しました。
- 5学ぶべき教訓
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全従業員のコンプライアンス意識向上
従業員個人による不正行為であっても、業界の社会的信用の失墜および関係事業者の行政処分につながるため、全従業員のコンプライアンス意識向上を図らなければなりません。
代理店・一次代理店の管理体制強化
契約内容をお客さまと複数のスタッフで確認する仕組み等、当該代理店のガバナンス強化に加え、一次代理店による監督・管理体制の強化が求められます。
ID管理・操作ログのチェック体制強化
売上管理システムのID・パスワード運用の厳格化とともに、操作ログの確認などチェック体制を強化し、不正利用の防止および不審な契約を早期に発見できる体制を確保しなければなりません。